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カテゴリ:本(Book) > 物理学

久しぶりのファインマンシリーズです。前回の「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の続編にあたる一冊ですが、本書ではファインマンにとっての最愛の人「アーリーン」との馴れ初めや、ファインマンの逸話で有名なスペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故調査についてをメインに記されています。

困ります、ファインマンさん
岩波書店 (1988/7/8)
リチャード・P. ファインマン   (著),    大貫 昌子 (翻訳)

私に読書を勧めてくれた人が、昔ハマって読みあさったというファインマンシリーズ、今回は自叙伝だった前作とは違い、いくつかのエピソードに焦点を絞っての作品になっています。アーリーンとの仲や病気のことなども、非常に彼らしくユニークではありましがた、やはりチャレンジャー爆発事故の調査委員になったあとのエピソードがとても面白かったです。科学とは何か、真実とは何かを追求する辺りなどは、読んでいて自分もそうありたいと思えてきます。

私ももう少し勉強熱心だったら、もっと沢山の本を読んでいたら、今とは全く違った生き方をしていたかもしれません。

今回は、久しぶりとなるファインマンに関する本です。私が読書を始めた際の最初の本がファインマンシリーズだったことと、私に本を薦めてくれた人もファインマンに関する本を一時期ハマって沢山読んだと言っていたので、私も再びファインマンに関する本を読むことにしてみました。今回はそんなノーベル賞物理学者リチャード・ファインマンの物理学者としての業績を記した一冊です。

ファインマンさんの流儀―すべてを自分で創り出した天才の物理学人生
早川書房 (2012/01)
ローレンス・M. クラウス (著),    Lawrence M. Krauss (原著),    吉田 三知世 (翻訳)

400ページ以上と長く、まだ読むことに慣れていない私にとっては読み終えるまでにかなり時間がかかってしまいました。内容としては、物理学者としての業績にスポットが当てられているためか、以前読んだ「ご冗談でしょう、ファインマンさん」と比べると、やはり専門的な単語や言い回しが多く、物理初心者の私にはかなり難しく感じました。特に物理学に関する実験や理論の解説が非常に長く言いまわされていて、もう少し端的に説明してほしいなぁと感じる部分が多かったです。ですが、ファインマンの物理に対する考え方などは、他の物理学者とは異なっていて非常にユニークで、会った人たちが皆影響を受けるということがよく伝わってきました。

本を読む習慣がなかったので、最初は1冊に2週間ほどか買っていましたが、少しずつ読むペースが上がってきたような気がします。今回も物理に関する一冊です。

量子力学の解釈問題―実験が示唆する「多世界」の実在 (ブルーバックス)
講談社 (2008/5/21)
コリン・ブルース (著),    和田 純夫 (翻訳)

タイトルの通り、量子力学に対する解釈の歴史と筆者の考えが織り交ざった内容になっています。主に多世界解釈の部分が多かったかな。物理に興味があったので試しに手にとって読んでみましたが、正直、予備知識なしの自分ではほとんど理解することができなかったです。本のあとがきにもそう記されていましたが、ある程度物理に、それも量子力学に関しての知識がないと、解説内容が複雑すぎて、すぐについていけなると思います。「デコヒーレンス」「オッカムの剃刀」「ヒルベルト空間」などなど、出てくる単語もだいぶサッパリでした。

ですが、この本を読んで量子力学が嫌になるという感じもありませんでした。こういう世界があるんだと思うと、よりいっそう詳しく知りたくなる、という感じになりました。そういう意味では、だいぶ早かったかもしれませんが、いつかまた読み返してみてもいいかもしれないと思える一冊だと思います。

前回、物理学者の自叙伝を読んだ際に、むかし物理学に興味があってよくサイエンス動画を観ていたことを思い出しました。加えて、図書館でたまたま目に付いて手に取った本の著者が、むかしサイエンス動画を観て非常に興味を引かれたマレット教授だったこともあり、3冊目はこれにしました。

タイム・トラベラー タイム・マシンの方程式を発見した物理学者の記録
祥伝社 (2010/7/27)
ロナルド・L・マレット  (著),    ブルース・ヘンダーソン   (著),
竹内 薫   (監修),    P.M.Ken (写真),    岡 由実 (翻訳)

米コネチカット大学の理論物理学教授ロナルド・マレット博士の半生を振り返った自伝的な内容の一冊です。幼い頃の出来事や、物理学を学ぶまでの道のり、その後の学者としての研究などなど。加えて、彼がどのようにしてタイムマシンの研究・開発をすることになったのかの経緯も、この本の中では重要な要素として記されています。

タイムトラベルというテーマということで、かなり難しい専門的な単語や表現などが少なくありませんでしたが、数多くのタイムトラベルをテーマにした作品に影響を受け、また偉大な物理学者たちに支えられて、辛い過去を乗り越えて今に至るというマレット教授の半自伝になっているため、読みづらいということはあまりなかったです。

この本を読んで、またあのサイエンス動画も観たくなってきました。

二冊目となる本は、もちろん前回の続きに当たる「ご冗談でしょう、ファインマンさん(下)」です。

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈2〉
岩波書店 (1986/7/4)
リチャード P. ファインマン   (著),    大貫 昌子 (翻訳)

ノーベル賞物理学者、R・P・ファインマンの自伝、上巻からの続きとなる下巻では、教授としての仕事や来日した際のエピソードなど、より大人な立ち振る舞いが目立ちます。カジノでのやり取り、バーでのユニークな話、ブラジルで感じた教育方など、彼が好奇心があらゆる方向に向いていることが伺えます。ドラムが好きでパーカッションを叩く話は、とても物理学者とは思えないほど愉快な内容です。

前回同様、多少難しい用語は出てきますが、基本的には彼が経験した出来事が中心なので、それほど難しくはないかな。これほどまでに自由に生きれたらどんなに楽しかっただろかと、考えさせられてしまいました^^;

私は子供のころに図書室などで本を少し読んだりはしたけど、大人になってからは本を読むという習慣が全くない生活を送っていました。そんな中、何人かの読書好きの人と出会い、読書週間ということもあり、これを機に本を読んでみようと思い、まずは愛読家の方にオススメの本を教えてもらい、読み始めました。

というわけで、最初に読んだ本はこれです。

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈1〉 
岩波書店 (1986/6/23)
リチャード P. ファインマン   (著),    大貫 昌子 (翻訳)

ノーベル賞物理学者、R・P・ファインマンの自伝です。物事に対する好奇心や探究心、また回りの目を気にしない振る舞いやイタズラなど、とてもユニークな人柄がにじみ出ている逸話などが数多く出てきて、非常におもしろい作品だと思います。また、原爆開発に携わったエピソードなどは、少し驚かされる一面などもありました。金庫破り、ナンパ、学生時代などなど、物理学に詳しくなくても読めるような内容ばかりです。まぁ多少は難しい用語なども出てきますが^^;

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